【2016年7月 みんカラ+掲載】
先日、RX-8用MTノブのステッチ色変更を施工しましたが、別のお客様より【MTノブ】+【サイドブレーキレバー】のステッチ変更(再縫製)のご依頼を頂きました。
メーカーの製廃により、手に入らない部品は再生するしかありません。
また、気に入った仕様がない場合も、新たに作れば良いんです。
欠点としては、リプロパーツの様に大量に製作すればコストが下げられますが、一点モノの再生となると、金額的には大きくなってしまうのが難点です。
今回のステッチ変更は、あまりコストをかけず、それでいて効果は大きい方法だと思います。
再縫製できるパーツに関しては、そのパーツの作りによりますので、お問い合わせの際は現品画像をお送り下さい。
さて、RX-8のサイドブレーキレバーです。
あれ?もうステッチ赤いじゃないですか?
いや…↓のアップを見てみると…
よく見ると、マジック?ポスカ?でステッチに色を入れてあります。
ベースが白・シルバーの場合、糸にインクを染み込ませて色を変えられている事がありますが、これだと使用しているうちに色が抜けちゃうんですよね。
仕上がりも若干はみ出ちゃっているが気になります。
サクサクっと縫い変えれば、キレイなレッドに変身です。
糸を解いた時、マジックは出来る限りキレイにしますが、やはり限界があります。
出来ることなら、マジックで塗る前に【再縫製】をご検討下さい。仕上がりに差がでます。
ノブは黒ステッチなので、キレイに再縫製出来ました。
黒→赤に変わるだけで、イメージがガラッと変わります。
赤も鮮やかになり、スポーツ車らしさが倍増ですね。
この様な現品加工への施工については、加工の可否・金額は個々に違うので、お問い合わせの際は【車種】【年式】【加工対象パーツ】【ご希望の加工内容】と合わせて、現品の画像(全体・詳細)もお送りください。