ランサーエボリューションⅨのレストアをご依頼頂きました。
ベースは純正MOMOなんですが、これが色々と大変なんです。
MOMOはあくまでMOMOで製造しているので、国産純正と同じ作業内容とはちょっと違ってきます。
↑これ当たり前だと思いますが、ライセンス契約等で実際の製造は国内メーカーなんて事も結構あるんです。
ただ、MOMOに関してはエアバッグは国内メーカー(今回のエボに関してはTAKATAでした)で、本体は自社で作るんですね。
ベースは純正MOMOなんですが、これが色々と大変なんです。
MOMOはあくまでMOMOで製造しているので、国産純正と同じ作業内容とはちょっと違ってきます。
↑これ当たり前だと思いますが、ライセンス契約等で実際の製造は国内メーカーなんて事も結構あるんです。
ただ、MOMOに関してはエアバッグは国内メーカー(今回のエボに関してはTAKATAでした)で、本体は自社で作るんですね。
お送り頂いたベースステアリングは結構傷んでます。
上部の天面だけディンプル革を【貼り付け】で切り替えています。
見た目は良いんですが、一番痛みやすい天面で貼り付けしちゃうと経年劣化で剥がれてきちゃうんです。
画像の様に切り替えの部分がパックリ口開き状態です。
見た目は良いんですが、一番痛みやすい天面で貼り付けしちゃうと経年劣化で剥がれてきちゃうんです。
画像の様に切り替えの部分がパックリ口開き状態です。
その先の部分も、ず~~~っと口が開いちゃってます。
同じ方法でレストアしても、結局は開いてしまうだけなので分割を入れて確実な方法に改めます。
既存の切り替えは不要になるので埋めてしまうんですが、MOMOにの厄介なところが素地の材料が国産メーカーとは違い、革を剥がすとウレタンもボロボロを剥がれてしまうんです。
台数をこなしているので、出来る限り傷めない方法は分かっていますが、それでも100%は無理です。
微妙な凹凸を残さないように補修したの後に革巻き加工をします。
既存の切り替えは不要になるので埋めてしまうんですが、MOMOにの厄介なところが素地の材料が国産メーカーとは違い、革を剥がすとウレタンもボロボロを剥がれてしまうんです。
台数をこなしているので、出来る限り傷めない方法は分かっていますが、それでも100%は無理です。
微妙な凹凸を残さないように補修したの後に革巻き加工をします。
分割位置を再設定し、本体溝を追加してバッチリ仕上げます。
真っ黒だった純正に比べ、ワインレッドを使用しているので、全体的な印象も大分変わります。
端末の樹脂パーツも一度外し、完成後につけ直します。
ステッチもきれいに揃って入ります。
純正には無い色なので、純正の良さは残しつつ、オリジナルのステアリングにすることが出来ます。
=加工費=
ランサーエボリューションⅣ
純正MOMOステアリング革巻き加工:54780円(本体価格:49800円)※溝加工込
※ハイクラス仕様はお問い合わせ下さい。
※上記価格は消費税込みの価格となります。
※上記に部品費・送料は含まれません。