純正ステアリングの製造・開発・試作の技術を生かし、確かな技術と知識でお客様をサポート致します。

何十年が経過していても、レストアで生まれ変わることが出来ます

何十年が経過していても、レストアで生まれ変わることが出来ます
ポルシェのドアパネルレストアのご紹介です。
911だと思うんですが、私が詳しくないジャンルなので詳細はちょっと分かりません。
以前より懇意にして頂いているお客様(同じくポルシェオーナー様)からご紹介頂きました。
希少なパネルとの事ですが、それにしても状態はかなり深刻でした…。
元はブラック合皮の1枚張りでしたが、ぱっと見は特に問題ないんじゃないか?と思うんですが…。

表皮の下は見るも無残な状態です。
表皮と基材の間にクッションが入っているのですが、加水分解で全く意味をなさない状態とうか、ボロボロ落ちるので悲惨でした。

表皮は簡単に剥がれますいや、すでに剥がれているので外すだけです。
が!
ここからが大変なんですね。残ったスポンジを取り除き、さらにベトベトの接着剤を出来る限りキレイにしていきます。
経年劣化で変質した接着剤と、加水分解で別の物体に変わったスポンジが混ざり、ものすごくベトベト(それでいて表皮を止めておくことが出来ない)のヤニのような粘着物が全体的にこびりついています。
これが残ったままだと型取りの作業にも影響しますし、さらには仕上がりにだって悪影響なことは確実です。
一部にキルティングのラインを入れるので型取りをしますが、その際は旧表皮を被せて作業します。


生地を縫製した後にキルティング済みの表皮を張り込みます。
必要な開口のみを開けて、その他の穴は埋めたり開口なしの状態です。


キルティングの距離もあり、また本数も多いのでミシンにかかりっきりでした。

一定の間隔で、まっすぐ・平行にラインを入れるのは気を使います。
それだけに、完成した時の達成感は気持ちが良いです。

ドアオープナーストラップも一緒に製作しました。
元は赤いナイロンテープのでしたが、強度と耐久性さらに見た目(これも大事)を考慮して本革です。
本当、これだけでキーホルダーに出来そうなレベルでした。

せっかくなのでステッチの色と革を変えて何色か作ってみました。
ご希望があれば革色・ステッチ色を変えての製作も可能です。

=加工費=
ポルシェドアパネル革張り加工(左右セット):76780円(本体価格:69800円)
本革ドアオープナーストラップ(2本セット):5478円(本体価格:4980円)
※送料別で、ベース部品費は含みません。

911カテゴリの最新記事