ビート

社外ステアリングのご依頼にあたり...

ビートにお乗りのお客様より社外ステアリングの革巻き加工のご依頼がありました。
元は【無限】のバックスキンステアリングでしたが、違和感をお感じになりお持ち込みになられました。

最初に皆様にお伝えしたいのは...

革巻きステアリングは本革であってもバックスキンであっても、既存の革を剥がし、素地を補修してから、型紙製作・革巻き加工の工程となります。
モモだけではなく社外ステアリングのほとんどは接着剤で革を固定しているので、剥がすと素地がかなり痛みます。
革巻き後に凹凸が残らない様に補修しますが、この工程だけでもかなり時間が掛かります。
既存の色や素材が気になるのであれば、それを変える事は出来ます。
しかし、純正ステアリングへの革巻き加工よりコストが掛かってしまうことをご理解頂ければ幸いです。

=仕様=
革:
上下  ブラック・ハイクラス
左右  ブラック・ディンプル
ステッチ:
レッド


アーム部先端の処理も丁寧に仕上げます。


お客様は赤いビートということでステッチの色も赤をご選択しました。


ベースのウレタン強度が低いため、分割部分は溝は作らずに折り返し(本体溝加工なし)で処理しています。
また、アーム部の貼り合わせ部分も全体的に革を薄くしています。


~お客様からのご感想~
ステアリングを交換してドライブに出かけ感触を確かめました。
もー最高ですね。納得の感触です。
やはりノンパワステのビートには35Φがマッチします。(作業中は32Φモモレースを使用)
大変よい取り引きができたと思っております。
今度はシフトノブをお願いしようかな?その際はよろしくお願いします。

神奈川県のY様、ありがとうございました。

=加工費=
個々の状態や形状によって異なります。
お見積り等も幅があるので、お問い合わせの際は現品画像・ご希望の内容をできるだけ詳しくお知らせ下さい。

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