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大人の工場見学!革製造工場見学に行ってみた

今日は滅多に見る機会が無い工程を紹介します。
長野にあるタンナーさん(皮革製造業者)に行ってきお話です。
FIRSTでは問屋を介すること無く、タンナーさんから直接仕入れをしています。革を作る側(タンナー)から、革を加工する側(FIRST)が直接やり取りが出来るので、意見や要望がスムーズにやり取り出来ます。

FIRSTでは自動車内装用規格の本革を使用します。国産車の純正パーツ用に供給している工場で、同様の規格で生産されています。
自動車内装用の革は、被服・家具用などに比べ非常に頑丈な作りになっています。
自動車はマイナス40℃の極寒地帯から、真夏の50℃以上の車内まで対応しなければなりません。

また、使用年数や距離についても非常に過酷な環境で使うことを想定して試験しています。

そんな厳しい規格で作られた革を、さらに色々と細かい注文や口うるさい要望が多い私たちに、もう20年以上お付き合い頂いているタンナーさんに感謝です。でも、本当に良いものを作るために、本当に良い材料を使いたいから要求も厳しくなるんですね。

寿司職人が自分の目で魚を選び仕入れる様に、FIRSTもより良い革を使って、より良い製品を作れるように全力で頑張ります。
ただ、静岡からだと往復7時間以上かかるので、簡単には行けない距離なのが難点です。しかし、直接在庫の革を確認して担当者さんと細かい部分のすり合わせをしたく、急遽訪問することになりました。
さて、ここから社会科見学スタートです。
ステアリング等に使用される革をはじめ、普段目にする革は生き物の皮をなめす事によって、耐久性のある革になります。
動物の皮はなめしの工程を経て革に生まれ変わります。
その工程は長く複雑で、原皮(げんぴ)をスタート地点として、数々の工程を経ることで革が仕上がります。
詳しくは↓を参照下さい。
タンナーさんのご厚意で工場内の撮影の許可を頂けました。
巨大なドラムがブンブン回転して加工します。
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次工程待ちの革ですが、まだとても柔らかい状態です。
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これはランドセル用のコードバン(馬の革)です。
季節モノのイメージがあるランドセルですが、一年を通して生産しないと間に合わないそうです。
すみません、ちょっとブレてます。
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塗装工程では、ブースの中でガンが回転しながら色付をします。
ピンクのかわいい革を塗装中でした。
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これはノーマル等のシボ目を押す機械です。
一頭分の革が入るサイズで、上の銀色のロールで挟んでプレスします。
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工場の天井には、コンベア状のハンガーが動いて革を乾燥させています。
これもレッドとブラウンのコードバンですね。
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訪問中には久しぶりに社長ともお会いできました。
普段はメールや電話のやり取りですが、やはり直接会って現物を触ることで、お互いの認識が共有する事は大事だと実感しました。
番外編
信州といったら蕎麦ですよね。
ここの蕎麦は10割りで香りもよく、さらにお店の雰囲気も最高でした。オススメです。
蕎麦 ひねもす
長野県上伊那郡飯島町田切3019-3
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加工内容等のお問合せ・お見積りもお待ちしております。
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